信号機「合理化」計画ってなに?
信号機撤去計画へのアンケートを子どもにつきそう保護者の方に渡したり、近所に配ったりして、一週間で50通あまりが事務所にかえってきました。今日は、電話番号を書いてくださった方に連絡をとりました。
「子どもたちは交通マナーを守って頑張っています。新駅ができて、人通りも多くなったのだから、安全のために維持してください。」
と声をよせていただきました。
「学校の通学路や公園があるのに子どもの安全をどう考えているのか❗」
「事故があったから信号機がついたのになくすのは、おかしい❗」
信号機をなくさないでほしいというみなさんに共通するのは、この二つの意見のようです。
ところで、今年3月、新たに警察庁から「信号機の設置の合理化の更なる推進について」という文書が出されていました。
それによると、平成27年に信号機の設置指針をだして、通行量300台以上などの条件を示し信号機の設置条件を厳しくしてきたが、信号機の22%が老朽化し更新の時期を迎えているため、予算が厳しい。そのため、必要性が低下した信号機について、3割をめどに廃止の検討をおこない、今後5年間で廃止をすすめるように書かれています。どうやら「廃止」するというのが、信号機「合理化」計画のようです。
今、交通安全関係の「合理化」は、信号機だけではありません。
横断歩道の白線が消えかかっていても、7~8割以上消えていないと引かないという話も聞いています。
限られた厳しい予算と口を開けば言いますが、交通事故を防ぎ、子どもや高齢者など交通弱者の安全を守ることへ最優先に予算を使うべきではないでしょうか。